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9月4日(木)「今日の給食」

 今日の給食は袋入りきしめん、牛乳、五目きしめんの汁、あかもくのかき揚げ、梅おかかあえでした。

 2005年に開港した中部国際空港(セントレア)は、開港後からある問題を抱えていました。

 それは、空港周辺の海で大量発生する海藻、「アカモク」です。
 日本各地の沿岸に自生する海藻で、春にかけて3メートルから6メートルまでに成長します。
 周辺を行き交う船のスクリューに絡まり動けなくなるなど、“厄介もの”と言われていました。

 この海藻を何とか資源として活用できないかと空港会社が様々な調査を行ったところ、フコイダンやフコキサンチン、食物繊維、ミネラルなど様々な栄養成分が含まれていることを発見。
 これを食用として地元の名物にできないかと動き出しました。

 シャキシャキとした食感と粘り気が特徴で、含まれている栄養成分には、脂肪燃焼や腸内環境の改善の効果があります。

 まだまだ、子どもたちにはあまりなじみのないアカモクですが、セントレアのある常滑市では、飲食店がアカモクを使ったメニューを取り扱い、さらに県内の学校給食にもアカモクを取り入れるでるなど広がりを見せています。

 厄介者は今では、常滑市の名物になっているそうです。

 そんなアカモクを今回はかき揚げに入れました。
 また、子どもたちに感想を聞いてみてください。

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Posted by みなみくん